記者がマッチングアプリを実践!
~残念高学歴男子との一夜【後編】~
ここまではマッチングアプリの比較、NGプロフィールなどをご紹介してきましたが、ここからはいざ実践!
27歳の記者N(彼氏いない歴4年)がアプリを使って実際に男性とデートをしてきました。
後編では、31歳の公務員男性の自宅に誘われたところからお届けします。
マッチングした男性の自宅に突入!
前回、2人目の男性(31歳・公務員・加藤諒似)と居酒屋デートをし、その後自宅に誘われた私こと記者N。
全然いい印象はなかったものの、「アラサーのくせに出し惜しみしても……」という謎の引け目と記者根性からついて行くことにしました。
まず驚いたのは、彼の自宅がデートをした居酒屋があるのと同じ荻窪にあるということ。
「最初から自宅の近くに呼んでたんかーい」と心の中でツッコミを入れつつ向かうと、遠い……。
お酒を飲んだ後で気だるくて歩くのもめんどくさかったのですが、そこから15分ほど、彼の自宅に着きました。
こじんまりとした1Kのアパートに招き入れられた後、ひとまず化粧直しをしようとトイレを借りることに。ユニット式の浴室兼トイレに入ると、そこには驚くべき光景が……!
便器には何がこびりついたのかわからない、黒ずみがいたるところに。浴室と洗面台には水アカびっしりと!
あまりの清潔感のなさにそこで手を洗うのもはばかられて、トイレを出ることにしました。
トイレを出ると早くも部屋着に着替えた彼が待ち構えていて、ソファに座るやいなや肩に腕をまわして、顔を近づけてきました。
……ここでギブアップ。
貞操観念うんぬんは置いておいて、いろいろと限界でした。
「ごめん、生理きちゃった」と告げ、そそくさと部屋を後に。
それ以降、彼とは連絡を取っていません。
3人目の男性は大手司法事務所に勤めるエリート!
前回の反省をもとに、写真とプロフィールを吟味することした私こと記者N。
メッセージ→LINE→電話、のステップを踏むことも自分に課しました。
そして次に会うことにした男性は、大手司法事務所に勤める29歳のエリート弁護士です。
見た目は千葉雄大君似で、細身のイケメンです。
年収は20代にして800万円以上とか。それらの情報が本当なのか確かめる術もないのですが、イケメンだったので良しとすることに。
デート場所に指定されたのは、六本木のなんだか高級そうなレストラン。なんとなく手慣れた感じがあるのは引っかかりましたが、食事もおいしく文句ナシ。
会話も、ちょっと自慢ぽい話が多いきらいはありましたが、質問をしてくれるし、
「私自身にちゃんと興味を持ってくれてるのかもしれない」と思えました。
レストランを出ると、2軒目は某高級ホテルのラウンジに。そこでは猫好きトークで盛り上がり、いい雰囲気に。
すると彼が手を握って来たので、私も握り返しました。ラウンジを出ると、彼から
「この上に部屋を取っているから、そこで飲み直さない?」と誘われ、
「こんな漫画みたいなことする男、ほんとにいるんや」…と思いながらも、全く悪い気はしないのでついてきました。
そこで楽しい一夜を過ごした翌朝。
おいしい料理とお酒を楽しみ、イケメンとの恋を成就させて満足気分で朝仕事に向かおうとした私に、ベッドから彼が一言。
「こんな関係でもよければまた会わない?」
……こんな関係とは⁉
よくよく聞いてみれば同じ手口で何人もの女の子を口説き落としていたよう。
この一夜に後悔はないものの、運命の彼氏を見つけるにはまだまだ遠い記者Nなのでした…。
(コイゴコロ編集部)
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